お久しぶりです、なんやかんやしてたらあっという間に二週間が経っていました。早いです。まずは、フランス Coupe de monde 優勝すばらしい! おめでたい!!前日には パリ祭、Feu de artifice ?(綴りまちがってるかも)もあったりして大いにパリは盛り上がっていました。こんな時期にパリにいた私は幸せ者だと思います。
7月14日はフランス革命の日でエッフェル塔付近で花火がありました。私はフランス人の友達に誘われて一緒に観にいきました。なんと、花火が始まる9時間前に待ち合わせ、てっきり夜の8時くらいから始まるのかと思いきや11時から、、笑いました。実は花火の何日か前に熱を出して寝込んでいたので、この9時間はなかなか体がこたえました。でもとっても綺麗行けて良かったです。
その他には、美術館に行ったり、買い物したり、自炊したり、ビール飲んだり。語学学校の友達とお昼食べたりなどなかなか充実してます。でも、今週で仲良くしてくれたクラスメートが帰国してしまうためとても悲しい。私のクラスメートは可愛い子がめちゃくちゃ多くて、大変な授業も可愛い子の顔をみているとなんだかがんばれるんですよね笑
こんな所で近況は終わりにして、留学準備の話の続きをしたいと思います。
勉強の次は、具体的にどのようなプランで留学をするのかという話です。前回も話しましたが、基本的にフランスの大学、または院を受験するためにはB2からC1の資格が必要とされています。まあ交換留学では必要ないかと思いますが、持ってて良いことしかないかと。ただ日本ではDELFやTCFを受験する人が少ないせいか受験料は高いですね。
私は本当は、去年の秋頃からB2の資格を取ってセルジーの美大を受験しようと卒業制作の傍ら必死にフランス語の勉強をしていたのですが、全然だめでした、、泣。B1からB2の壁は高かったです。ということで、B1しか取れなかった私は、他の選択肢として、prépar(プレパ:フランスでは有名で、大学に入る前の準備期間の1年、予備校のようなもの)に行くことにしました。プレパはCampus Franceのサイトから探して、一番良さそうなLyonの付近にあるSaint-EtienneにあるESADSEが語学学校と共同で運営しているCoursiveに決めました。まだ学費も私立の美大に比べたらましな金額で、かつホームページをみて、B1の資格が必要だったのである程度やる気のある人が集まるかなと感じたのが決めた理由です。後は、フランスにしては担当者からのメールの返事が早い。私はESADSEのホームページから直接担当の方に連絡をとり、ポートフォリオやC.V.動機書などを送り無事受け入れ許可をしてもらいました。
フランス語に自信がある方や、すでにB2を持っている方はプレパに行かなくても良いかもしれませんが、実際なかなか留学を踏まずにB2の資格を日本で取得するのは難しいですよね。フランス語学科とかならともかく美大生は絵がどこまでいってもメインですから。
また、語学留学を1年しながら行きたい芸大を探すっていうのも手ですが、費用がバカになりません。フランス郊外の語学学校ならまだ安いかもしれませんが、パリは中々厳しいものがあります。なので私は語学を学びつつ絵の勉強ができるプレパを選択しました。
話が長くなりましたが、取り敢えずまずは、Campus Franceのホームページを読んで、自分が行きたい大学を見つけること、その後にCampus Franceの主催している留学生向けのイベントに参加したり、担当の人にアポをとって相談にいく。アンスティチュフランセにかよわれている方なら、無料で語学留学サポートを受けることもできます。わたしはとても語学留学サポートの担当の方に助けて頂きました。優しいしフランス語もペラペラで、ご本人も何年もフランスに語学留学をされていたのでとても頼りになります。
学校が決まれば、11月から1月か2月くらいまでの間で、Campus Franceのアカウントを作成し、サイト上から教育機関に出願することになります。出願のやり方は人によって様々なので、詳しくはCampus Franceのサイトで調べてください。フランスに留学を3ヶ月以上される方は必ずCampus Franceのサイトを使うことになります。Visaのことなんかもここを通します。
また、フランス語で自分C.V.とportfolioの作成PDFとサイト両方作っておいた方が良いかと思います。紙媒体もあればなお良し。これも難関で、美しいM先生に何回も何回も訂正していただき私も作成することができました。プレパでは50ページも求められませんが、大学受験のためならそれくらい用意しておいたら安心です。
ポートフォリオを作っておいたお陰で、フランスに来てから、絵をみせることも、説明もスムーズにできているので、本当に良かったです。
後は金銭面の話になりますが、在学中の方は色々奨学金制度を利用されてみてはどうかと思います。私の場合大学卒業後であったことと、プレパに行くということでなかなか良い奨学金制度を見つけることはできませんでしたが、美術系の奨学金は何かしらあるかと。
私は、環境が良かったため、親が留学の費用を貸してくれていますが、本当に感謝しかありません。働いて少しづつでも返したいです。あと、その分しっかり勉強するという気持ちにもなっています。
もともと話をまとめるのが苦手なので、説明がわかりにくいかもしれませんが、誰かの役に立てばと思います。ですが、多分どこかにこのホームページのリンクを貼らないと、検索しても出てこないので、どうにかしようと思います。笑
最後に、クラスメートに渡した似顔絵や花火の写真、博物館、自炊の写真を載せておきます。
ではではみなさん。
Bon week-end !!
フランス美術留学日記
6月の終わりからパリに2ヶ月、その後9月からサンテチエンヌにて美術留学。フランス留学の情報や出来事、日記をきままに投稿します。
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